冨樫義博はなぜ休載が多い?腰の不調と『HUNTER×HUNTER』の再開状況

H×H 428話、総頁数19Pと記された黄色い原稿封筒 冨樫義博
第428話の原稿完成報告に添えられた写真(2026年9月15日)。写真:冨樫義博 公式X

冨樫義博さんの長期休載の背景には、執筆に支障をきたす腰の不調があります。
『HUNTER×HUNTER』は近年、年単位の休載と、数か月の掲載を繰り返してきました。
現在は体調に配慮し、毎週の連載を前提としない掲載方針が採られています。[集英社オンライン、週刊少年ジャンプ編集部]

2026年9月21日時点では、9月7日に掲載された第420話を最後に休載中で、次の第421話の掲載日は未発表です。
冨樫さんは9月15日に第428話の原稿完成を報告しており、制作は進んでいます。[ORICON NEWS、冨樫義博 公式X]

次の掲載はいつ?第421話の予定はまだ発表されていない

2026年の掲載は、6月29日発売の『週刊少年ジャンプ』に載った第411話から始まりました。
9月7日の第420話まで、約二か月にわたって十話が掲載されています。
第420話の末尾では、次回の掲載が決まり次第、誌面で知らせると案内されました。[ORICON NEWS・2026年9月7日]

原稿の制作は、その先へ進んでいます。
冨樫さんは9月15日、公式Xに第428話の原稿が完成したと投稿し、話数を記した原稿袋の写真を公開しました。[冨樫義博 公式X・2026年9月15日]

第428話の原稿完成を伝えた2026年9月15日の投稿。 冨樫義博 公式X

腰の不調で、椅子に座って描けない時期があった

休載の背景にある腰の問題は、本人が具体的に説明しています。
2022年7月に公開された直筆メッセージでは、約二年間、椅子に座れず漫画を描けなかったことを明かしました。
従来の描き方を変え、ようやく執筆を再開できたといいます。[集英社オンライン・2022年7月4日]

そのメッセージには、上体をクッションに預け、横になって原稿を持つ姿が描かれています。
当時は、その姿勢でしか描けないという説明も添えられていました。
冨樫さんにとって腰の不調は、机に向かって作業すること自体を難しくするものでした。

横たわって原稿を持つ執筆姿勢を説明した冨樫義博のイラスト
2022年の直筆メッセージより、執筆姿勢の説明部分。©冨樫義博 2022年/集英社オンライン

2024年8月31日にも、腰の不調と制作時の姿勢について報告しています。
施術を受けて回復したことに加え、そのときの腰痛にはカラー制作中の姿勢が関係しているらしいと記しました。
白黒原稿を描く場合との微妙な姿勢の違いを、指摘されて初めて自覚したという内容です。[冨樫義博 公式X・2024年8月31日]

制作時の姿勢について説明した2024年8月31日の投稿。 冨樫義博 公式X

長期休載を繰り返し、掲載方針も変わった

編集部は2022年12月26日、冨樫さんの体調などを考慮し、第401話以降は週刊連載ではない形で掲載すると発表しました。
本人と編集部で相談したうえでの変更で、執筆は続けていることも伝えました。[週刊少年ジャンプ編集部のお知らせ]

第401話以降の掲載形態について週刊少年ジャンプ編集部が発表したお知らせ
2022年12月26日公表。©冨樫義博/集英社 週刊少年ジャンプ編集部のお知らせ。

実際の掲載履歴を見ると、休載の長さが分かります。
近年の三回の再開と、その前後の期間を並べると、次のようになります。

掲載再開再開前の休載再開後に掲載された話
2022年10月24日約3年11か月第391〜400話。
12月26日までの10話
2024年10月7日約1年9か月第401〜410話。
12月9日までの10話
2026年6月29日約1年半第411〜420話。
9月7日までの10話

この三回は、再開前の休載が約一年半から四年弱に及ぶのに対し、再開後の掲載はいずれも約二か月です。
この数年は、掲載している期間よりも、休載している期間の方が長い状態が続いています。

まとめ

冨樫義博さんは、描く姿勢を変えなければ執筆を再開できないほどの腰の不調を経験しています。
『HUNTER×HUNTER』では長期休載が繰り返され、編集部も体調を考慮して、毎週の連載を前提としない掲載方針へ変更しました。

2026年9月21日時点では、第420話まで掲載され、次の第421話の掲載日は未発表です。
原稿は第428話の完成が報告されています。
次回の掲載予定については、決まり次第『週刊少年ジャンプ』の誌面で案内されます。

この記事もおすすめ

コメント

アクセス解析について
タイトルとURLをコピーしました