『ぼくの地球を守って』に登場する未来路のことを、もっと知りたい。
そんなときに読める本が、日渡早紀さんの文庫『記憶鮮明』です。
『ぼく地球』と世界観を共有するシリーズをまとめた一冊で、未来路の幼少期を描く物語も収められています。

未来路の幼少期を描く『偶然が残すもの』
文庫には、『偶然が残すもの 記憶鮮明II』も収録されています。
強いESPを持って生まれた未来路が、子どもの頃から苦しんでいたことに触れる物語です。

日渡さんは2022年の取材で、未来路は中学生の頃から考えていた人物だと語っています。
強いESPを持つという設定は、長く変えていないと話しています。
クローンとESPを扱う、もう一つの日渡早紀のSF
『記憶鮮明』の表題作は、クローン技術やESPが一般化した近未来を舞台にしています。
舞台は近未来のアメリカで、謎の連続爆破事件をめぐる捜査が描かれます。

前世の記憶を持つ人々が出会う『ぼく地球』と、クローンや捜査を扱う『記憶鮮明』。
『記憶鮮明』シリーズには、近未来の捜査を描く物語と、未来路の過去を描く物語が収められています。
シリーズ5作品を一冊で読める
白泉社文庫『記憶鮮明』は、シリーズ5作品をまとめた本です。
2004年9月15日刊で、ISBNは9784592882190です。
同じ題名の花とゆめコミックス版もあるため、収録作をまとめて読みたい場合は、文庫版かどうかを確かめると選びやすくなります。
まとめ
未来路の過去を知りたいときにも、『ぼく地球』とつながる別のSFを読みたいときにも。
『ぼく地球』で知った人物から、同じ世界の別の物語へ読み進められる一冊です。


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