『エリア88』の「88」について、新谷かおるさんは、師匠・松本零士さんの好きな数字が99だったため、それを越えない数字にしたと語っています。
2026年4月26日、池袋・新文芸坐の上映イベントで明かした回想です。

98では、あまり下がったように見えない
上映会での本人の説明に、聞き手の天神英貴さんは、98では駄目だったのかと尋ねました。
新谷さんの答えは、一つ下げただけでは、あまり下がったように見えないというものでした。
99を越えないという説明だけでなく、88を選んだ感覚まで語られています。

編集部には、意味が分からないと反対された
新谷さんによると、『エリア88』という題名は、当時の編集部には不評でした。
分かりやすい題名を求める編集部から、意味が分からないと反対されたものの、新谷さんは、この名前を押し通したといいます。
作中では、エリア88は傭兵たちが配属される作戦地区の名前です。
作者が数字を選んだ理由を聞くと、その基地名には、師匠への思いも重なっていたことが分かります。
2015年には、コミケ88の表紙にも
題名の数字は、別の催しにも生かされています。
2015年のコミックマーケット88のカタログには、88回目にちなんで、新谷さんが描き下ろした『エリア88』の絵が使われました。
冊子版とDVD-ROM版では、それぞれ違う絵が描かれています。
まとめ
編集部には意味が伝わりにくかった題名が、2015年には、88回目の催しと『エリア88』を結びつける役目を果たしました。



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