『銃夢』は集英社で始まった作品ですが、現在は講談社から電子版や新装版が出ています。
続編『銃夢 Last Order』は、集英社の『ウルトラジャンプ』から講談社の『イブニング』へ移り、単行本も途中で出版社が変わりました。
『銃夢火星戦記』『銃夢機甲術戦記』は、講談社から刊行されています。
同じ作者のシリーズでも、手元の本の出版社が違うことがあります。
とくに『Last Order』には、集英社版の巻数を引き継ぐ本と、講談社で最初からまとめ直した本があるため、版名まで見ると整理できます。
『銃夢』シリーズと出版社の対応
上の表は、日本語の単行本についての整理です。
巻数は2026年10月14日に確認した講談社の書誌とシリーズ紹介に基づいています。
初代『銃夢』は集英社で始まり、講談社からも再刊された
初代『銃夢』は、集英社の『ビジネスジャンプ』で連載されました。
第1巻の出版書誌には、集英社のヤングジャンプコミックス、1991年刊と記録されています。
現在の講談社の書誌には、電子版の『銃夢』第1巻が載っています。
こちらの電子版の発売は2014年です。
さらに、2018年には『新装版銃夢』の第1巻が出ました。
集英社で生まれた作品が、講談社でも読める形に刊行されています。

『Last Order』は、15巻から16巻へ出版社をまたいで続く
『Last Order』は、集英社の『ウルトラジャンプ』で始まり、単行本は15巻まで集英社から出ています。
木城ゆきとさんは、2010年の本人ブログで、講談社への移籍に向け、編集部と相談したことを報告しました。
話し合っていたのは連載再開だけでなく、初代『銃夢』や『Last Order』の既刊を、表現を変えずに引き継げるかということでもありました。
連載は、2011年の『イブニング』8号で再開します。
講談社から最初に出た続巻は、同年の第16巻でした。
この巻には、『ウルトラジャンプ』掲載分と、『イブニング』で再開した掲載分の両方が入っています。

集英社版の15巻を持っている人は、講談社版の16巻へ進めます。
その巻数を引き継ぐ版は、2014年に出た19巻で完結しています。
『NEW EDITION』は、第1巻から再刊した全12巻
講談社は、続巻を出すとともに、『Last Order』を第1巻から再刊しました。
その版名が『銃夢 Last Order NEW EDITION』です。
第1巻は2011年に発売され、2014年に出た第12巻で完結しています。
出版社をまたいで続いた全19巻の版とは、巻の区切りが違います。

続きの巻を探すときは、手元の本の版名と巻数をセットで確かめてください。
『Last Order』と『Last Order NEW EDITION』では、同じ巻数の本が同じ範囲を収録するとは限りません。
『火星戦記』と『機甲術戦記』は講談社
『銃夢火星戦記』は『イブニング』で始まり、第1巻は2015年に講談社から出ました。
2026年の出版社のシリーズ紹介では、全11巻と案内されています。

その次のシリーズが『銃夢機甲術戦記』です。
コミックDAYSで始まり、第1巻は2026年8月に講談社から発売されました。
同巻には、コミックDAYS掲載分に加え、『モーニング』掲載分も収録されています。

まとめ
『Last Order』には、それまで読んできた巻数のまま続きへ進む版と、最初から読み始められる『NEW EDITION』があります。
移籍後の刊行は、続きを届けることと、過去の作品を読み始める入口を用意することの、両方に及んでいました。
出版社の名前に加え、シリーズ名と版名まで確かめれば、自分が読みたい『銃夢』の本を見つけやすくなります。


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