望月ミネタロウはなぜ車やバイクを自分で描く?乗る人が気づく細部

眼鏡をかけ傘を持つ望月ミネタロウの写真 望月ミネタロウ
望月ミネタロウ/本人取材掲載写真。

望月ミネタロウさんが車やバイクを自分で描くのは、車体の細部を適当に描いて、乗り物をよく知る読者に違和感を持たれたくないからです。
本人も、乗っている人の目から見ると、適当な描写には違和感を覚えることが多いと話しています。

乗る人の目に、どう見えるか

『総特集 望月ミネタロウ』の本人インタビューの公開抜粋では、バイクや車は喜んで自分で描くのか、と尋ねられています。
2023年の取材で、望月さんが最初に答えたのは、喜んでは描かないということでした。

望月ミネタロウの写真を掲載したロングインタビューの扉ページ
『総特集 望月ミネタロウ』ロングインタビューの扉ページ/河出書房新社。 出典

続けて挙げたのが、乗り物に乗る人なら、細部が適当に描かれていると気になるという話です。
望月さん自身も、そうした絵を見て引っかかることがあります。
自分の漫画を読んだ人に同じように思われるのが嫌なので、自分で描いてしまう、と説明しています。

『バイクメ~ン』の第1巻表紙にも、人物の後ろには、エンジンや車輪まで描かれたバイクが置かれています。
本人の話を知ると、人物の後ろにあるバイクの細部にも目が向きます。

黄色い背景とバイクメ~ンの主人公が描かれた第1巻の書影
『バイクメ~ン』第1巻/望月峯太郎、講談社。 出典

人に頼む作業と、自分で描く部分

望月さんは同じ取材で、自分では描けない部分や、描くのが面倒な部分を人に頼みたいとも話しています。
作業を分担していても、車やバイクについては、詳しい人が見たときにどう感じるかを気にして、自分で描いていました。

作品ごとに変わった制作の人数やトーン作業については、アシスタント体制の変化でも紹介しています。

まとめ

望月さんの話は、車やバイクの絵を、描く側だけでなく見る側からも考えたものです。
本人も乗る人の目を知っていることが、自分で描く理由につながっていました。

この記事もおすすめ

コメント

アクセス解析について
タイトルとURLをコピーしました