森山大輔さんの『クロノクルセイド』には、1999〜2004年に刊行された旧版と、2010年に少年画報社から刊行された新装版があります。
どちらも全8巻ですが、出版社、レーベル、本の大きさ、表紙が異なります。
昔読んだ版を探している人も、今から本を探す人も、まずはこの二つの版を分けると選びやすくなります。
旧版も新装版も全8巻
旧版は、角川書店の「カドカワ・ドラゴンコミックス」で刊行されました。
旧版第1巻は1999年、最終第8巻は2004年の刊行です。
ロゼットとクロノの冒険は、この8巻で完結しています。
その後、森山さんが『ワールドエンブリオ』を連載していた時期に、『クロノクルセイド』が少年画報社から復刊されました。
2010年1月に新装版の第1・2巻が出て、4月には第7・8巻が刊行されています。
すでに完結していた漫画を、別の出版社から改めて読めるようにした版です。
旧版を8巻まで持っている人が、新装版の第1巻を見つけても、それが続編の第1巻という意味ではありません。
本編を初めからそろえるなら、どちらの版でも第1巻から第8巻を探すことになります。
本の大きさとレーベルを比べる
旧版第1巻はA5変形判、第8巻はA5判です。
新装版は、一回り小さなB6判で刊行されました。
旧版第1巻の出版情報と、新装版第1巻の公式案内でも確認できます。
本棚に収まるサイズを確かめたいときには、この判型の違いも手がかりになります。
中古のセットを探す場合は、巻数だけでなく、出版社とレーベルがそろっているかを見ると、版を混ぜずに選べます。
表紙も別の絵に変わっている
第1巻の旧版は、前に立つロゼットと、その後ろのクロノを並べた表紙です。
タイトルには金色の大きな英字が使われています。
新装版では、銃を手前へ向けたロゼットを大きく見せ、白い背景に黒いタイトルを置いています。
同じ第1巻でも、遠くから見たときの印象がかなり違います。
最終第8巻も、二つの版を並べると違いがよく分かります。
旧版ではクロノとロゼットが大きく描かれ、新装版では中央のロゼットを囲むように、複数の登場人物が並んでいます。
以前読んだ本を表紙で探したい人には、巻数だけでは分からない違いです。
旧版の表紙には「DRAGON COMICS」、新装版には「YOUNG KING COMICS」の表記があります。
新装版の巻数は、第1巻の「I」、第8巻の「VIII」のように、表紙ではローマ数字で示されています。
商品写真を見るときには、表紙の絵と、このレーベル・巻数の表記を一緒に確かめると見分けやすくなります。
小説版・ガイド本と、漫画の別版を分ける
『クロノクルセイド』という名前の本には、漫画の単行本以外もあります。
『翼よ、あれが魂の灯だ』は、富永浩史さんが書いた小説です。
『超解!クロノクルセイド』は、作者インタビューや設定の解説を収録した公式ガイドです。
この二冊は、漫画の旧版・新装版とは別の本です。
小説も読みたい場合は、漫画・小説・アニメの担当者を整理した記事で、森山さんの関わり方も紹介しています。
電子書籍では「クロノクルセイド(新装版)」という作品名で、少年画報社版が配信されています。
dブックの第1巻は、電子版の配信開始が2015年です。
紙の新装版が出た2010年と、電子書籍が配信された年は分けて見る必要があります。
本文の細かな加筆・修正や、巻末の収録内容の違いは未確認です。
まとめ
『クロノクルセイド』をもう一度そろえるときには、昔読んだ表紙を手がかりに探すことも、本の大きさから選ぶこともできます。
初めて読む人は、出版社とレーベルを確かめながら全8巻をそろえると、途中で別の版を買う混乱を避けられます。
記憶にある表紙と、今読みたい本の大きさを手がかりに選んでみてください。





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