『3×3EYES』の通常版・新装版・文庫版は何が違う?巻数と収録範囲

文庫版『3×3EYES』第1巻の表紙 漫画家・作者
文庫版『3×3EYES』第1巻・高田裕三/講談社。 出典

高田裕三の『3×3EYES』は、通常の単行本が全40巻、文庫版が全24巻です。
2002年に刊行された新装版4巻は、第一部から第三部までをまとめたもので、本編の最後までは収録していません。
本編を最後まで読む版を探しているなら、通常単行本か文庫版が候補になります。
文庫の最終24巻には外伝も収録され、カラー画集が付く特装版もあります。

まず、冊数と読める範囲を比べる

版 巻数・収録範囲 刊行時期
通常単行本 全40巻・本編全編 1988〜2002年
新装版 4巻・第一部〜第三部 2002年
講談社漫画文庫 全24巻・本編全編、最終巻に外伝 2009〜2010年

『3×3EYES』は、1987年から2002年まで15年にわたって連載された伝奇冒険漫画です。
人間になりたい妖怪の少女・パイと、不死人となった藤井八雲が旅を続ける物語が、単行本40冊にまとめられました。

高田裕三の3×3EYES第1巻の表紙
『3×3EYES』第1巻・高田裕三/講談社。 出典

通常の単行本はB6判です。
昔の巻数で話を探したい人には、この40巻の区切りが基準になります。
再刊された版では、一冊に入る話数や収録範囲が変わります。
巻数を比べる時は、何冊あるかと、その版でどこまで読めるかを一緒に見る必要があります。

新装版4巻は、第一部から第三部をまとめたもの

新装版は、本編がまだ連載されていた2002年に刊行されました。
第1巻が第一部、第2巻が第二部、第3・4巻が第三部を収録しています。
最も厚い新装版第4巻は744ページあり、通常の単行本より一冊に多くのページを収めています。

新装版第4巻に収録されている雑誌掲載分は、1992年までです。
本編が2002年に終わるまでの物語すべてを、この4冊で読めるわけではありません。

文庫版は全24巻。最終巻には外伝も入る

本編完結後の2009年に始まった文庫版は、2010年に全24巻で完結しました。
文庫第1巻には、通常単行本の第1巻から第2巻の途中までが収録されています。
同じ「第1巻」でも、通常単行本と文庫では収録する話の区切りが違います。

文庫の第24巻には、通常単行本第40巻の最終話までが入っています。
さらに、本編完結後に描かれた『3×3EYES外伝 ユグドラシルのヤドリギ』を収録しています。
昔の単行本を読んだ人にも、外伝を読める違いがあります。

文庫の本の大きさはA6判で、B6判の通常単行本より小さくなっています。
一冊のページ数は、文庫第1巻で400ページ、最終巻で448ページです。
冊数は少なくなっていますが、一冊に収録する量が増えた版です。

カラー画集が付くのは、文庫24巻の特装版

文庫第24巻には、通常版と特装版があります。
第24巻特装版には、文庫サイズのカラー画集が付いていました。
出版社が案内する、『3×3EYES』初の単独カラー画集です。

文庫版『3×3EYES』第24巻特装版の表紙
文庫版『3×3EYES』第24巻特装版・高田裕三/講談社。 出典

外伝は、特装版だけでなく通常の文庫第24巻にも収録されています。
外伝を読みたいのか、画集も見たいのかで、探す本が変わります。
中古で特装版を探す場合は、別冊の画集が残っているかも商品説明で確かめてください。

電子の超合本版と、新しい続編も区別する

電子書籍には、2018年に発売された全8巻の「超合本版」もあります。
超合本第1巻は通常単行本の1〜5巻を、第8巻は36〜40巻をまとめたものです。
出版社は、収録内容はコミックス発売当時と同じだと説明しています。
新装版4巻とも、外伝を収めた文庫24巻とも別のまとまりです。

『幻獣の森の遭難者』や『鬼籍の闇の契約者』は、本編の再刊ではなく、後から描かれた続編です。
本編をどの版で読むかが決まったら、本編と続編の読む順番も確認できます。

まとめ

昔の全40巻を読んだ人にとっても、文庫版には、本編の後に描かれた外伝を読む楽しみがあります。
特装版の別冊画集なら、物語を読む時とは違う形で、高田の絵を楽しめます。
本編を最初から読みたい人と、読み終えた作品の新たな漫画や絵を探している人では、必要な本が違います。
読みたい内容を決めてから版を選ぶと、再刊された本の中にも、自分がまだ知らない『3×3EYES』を見つけられるのです。

この記事もおすすめ

コメント

アクセス解析について
タイトルとURLをコピーしました