『スプリガン』の本編は、『週刊少年サンデー』と『少年サンデー増刊号』に掲載されました。
その後、2000年の『サンデーGX』創刊号に、読み切り「ファースト・ミッション」が登場します。
原作はたかしげ宙さん、作画は皆川亮二さんです。
単行本で続けて読む物語にも、掲載先を変え、本編の完結後に新しい一編が加わった歩みがあります。

出発点は1989年の『週刊少年サンデー』
小学館の名作ミュージアムは、週刊誌での掲載を1989年10号から51号と案内しています。
最初の物語は「炎蛇」です。
言語学の天才少女・山菱理恵を守るため、アーカム研究所から御神苗優が派遣されます。

連載開始の時点で、たかしげさんと皆川さんには、まだ面識がありませんでした。
二人を結び付けた編集者を通して、原作が作画家へ渡っていたのです。
本編は増刊へ、完結後にはGXの創刊号へ
本編の掲載先には『少年サンデー増刊号』もあり、名作ミュージアムには1996年2月号までの連載と記されています。
『スプリガン』を1989年から1996年までの作品と紹介するとき、その全期間が週刊誌での連載だったわけではありません。
本編が増刊で完結した後、別の雑誌の創刊号に、読み切りが発表されたのです。
「ファースト・ミッション」は、後に単行本にも収録
「ファースト・ミッション」は、紙の保存版第1巻に「初任務」として収録されています。
2022年の復刻BOXでは、「GOLD RUSH」とともに、特別な第12巻へ収められました。

旧版の全11巻で読んだ人が、その後の発表作にも触れられるようになっています。
収録先や本の大きさを選ぶ際は、保存版・文庫版・復刻BOXの違いも参考になります。
まとめ
雑誌の掲載史は、単行本をどこまで読むかを決める手がかりにもなります。
本編を読み終えた後なら、GXで発表された「ファースト・ミッション」の収録本を探す、という次の入口があるのです。


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