沙村広明さんは、2008年のテレビアニメ『無限の住人』を通して、若い頃の自分の未熟さが忠実に再現されることを意識したと語っています。
2017年の実写映画でも、二十年ほど前に考えた台詞を聞き、今の自分なら言わせないという照れを感じていました。
映画を作った人たちへの感謝と、自分の昔の台詞に照れる気持ち。
2017年の沙村さんの言葉からは、その両方が見えます。

2008年のアニメで、若い頃の自分の未熟さが見えた
『無限の住人』は、1993年に始まった沙村さんのデビュー作です。
長く描き続けてきた作品が、2008年にはテレビアニメになりました。

沙村さんは、2017年のインタビューで、そのアニメ化を振り返っています。
若い頃の自分の未熟なところが忠実に再現されることに、申し訳なく感じたという話でした。
沙村さんにとっては、自分が描いた漫画を別の形で見ることで、昔の自分の表現にも向き合う体験でした。
実写映画では、二十年前の台詞に照れた
2017年の実写映画を観た感想は、同年の藤本タツキさんとの対談にも載っています。
沙村さんは、試写会で映画を観たと話し、木村拓哉さんがアクションを頑張ってくれたことを挙げました。

沙村さんは、若い頃に考えた台詞について、今だったらこんなことは言わせない、と感じたことも話しています。
映画の出来について考えるより先に、自分が昔考えた言葉への恥ずかしさが出てきたのです。
その話の中で、沙村さんは、三池崇史監督に文句を言うより前に、よく作ってくれたと思うとも語っています。
監督に任せた実写映画を観た沙村さんは、映画への感謝とともに、過去の自分が考えた台詞のことも語っていました。
まとめ
映画を観た沙村さんがまず気にしたのは、昔の自分が考えた台詞でした。
沙村さんは、今なら言わせないと照れながらも、その原作を映画にしてくれた監督に感謝しています。
原作者の感想には、完成した映画をどう見るかだけでなく、原作を描いた頃の自分をどう見るかも含まれていました。


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