椎名高志は、2024年の『GS美神 極楽大作戦!!』の描き下ろしについて、絵柄が変わっても美神たちが別人にならないよう気を配ったと話しています。
2024年の描き下ろしは、今の椎名が描く三人
2024年のグラニフ取材では、美神令子、横島忠夫、おキヌを描いた新作イラストが紹介されました。
グラニフからの注文は「元気に」。
椎名は、一枚のイラストとして面白くなるように描いたと説明しています。

昔からのファンには、絵が変わったと指摘されることもあったそうです。
椎名自身は、漫画家の絵が変わることを自然なものと捉え、1990年代の描き方のままでは、その後の自分の仕事もなかっただろうと話しました。
『GS美神』の後にも『絶対可憐チルドレン』などを描いてきた椎名は、長年の変化を経た自分の絵で、旧作にも向き合っていたのです。
絵柄が変わっても、別人にしない
椎名は、今の絵でもなるべく似るようにし、別人にならないことに気を付けていると説明しました。
どの線や顔の形を必ず残す、といった細かな描き方までは、この取材では話していません。

第1巻の表紙にも、2024年の描き下ろしにも、長い赤い髪の美神、巫女姿のおキヌがいます。
三人の向きやポーズは違いますが、見慣れた人物だと分かる特徴は残っています。
本人のいう、今の絵で描いても別人にしないという気配りは、こうした二つの絵を見比べると分かりやすくなります。
三人は現役でも、続編を大きく考えてはいない
椎名は、美神たちをしょっちゅう描いているわけではないと話しています。
長い付き合いのある三人は、2024年の取材時も本人の中では元気な登場人物で、機会があれば楽しく描ける存在だそうです。
描き下ろしが最終回後の姿なのかと尋ねられたときも、「相変わらずの3人」と答えました。

椎名は、過去の作品にこだわって前へ進めなくなることを避けたいと考え、大きなリメイクや続編はあまり考えていないと話しました。
短い作品ならまだ描ける、という思いはあるそうです。
美神たちを楽しく描けることが、大きな続編を作る方針には直結していないのです。
横島の強化を描いたときにも、椎名は根本の人物像を保とうとしていました。
まとめ
対談相手の石川祐は、今の椎名のタッチで三人を見られることを喜んでいました。
長く親しんだ登場人物に、作者の新しい絵でまた会える。
この描き下ろしには、懐かしさとともに、椎名の絵の変化も楽しめる再会があります。
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