2018年のTVアニメ『覇穹 封神演義』では、藤崎竜さんは漫画の原作者として名を連ねています。
監督、構成、脚本、アニメのキャラクターデザインは、藤崎さんとは別の制作スタッフが担当しています。
原作者自身の描き下ろしとしては、Blu-ray・DVDの全巻収納BOXのイラストも発表されました。
漫画を描く仕事と、アニメを作る仕事、そして新しい絵を描く仕事を、公式情報からたどります。
「原作・藤崎竜」は、どの作品を指す?
公式スタッフ表には、原作として藤崎竜さんの名前と、集英社文庫コミック版の表記があります。
続いて、安能務訳『封神演義』より、という原作関係も記されています。
古典小説から直接アニメにしたのではなく、藤崎さんの漫画を原作にした作品です。
安能務訳と漫画の関係については、『封神演義』の原作を整理した記事で紹介しています。
アニメの構成・脚本・デザインは誰の仕事?
公式サイトの主なスタッフは、次のように記されています。
各話の紹介を見ると、さらに具体的な分担が分かります。
第1話「封神の書」は、高橋ナツコさんが脚本を担当しています。
相澤伽月さんが絵コンテと演出、遠藤大輔さんと長谷川早紀さんが作画監督を担当しています。
シリーズ全体のスタッフ表と、各話の担当者は、合わせて確認できます。

漫画の人物を描いたのは藤崎さんですが、アニメのキャラクターデザインの担当は山下喜光さんです。
アニメの脚本の担当者も、藤崎さんとは別に記されています。
ただし、個々の変更を誰が提案し、原作者がどこまで確認したかまでは、このスタッフ表からは分かりません。
「描き下ろし」にも、作者の絵とアニメの絵がある
藤崎さん自身が新しい絵を描いた仕事もあります。
Blu-ray・DVDの公式案内に掲載された、全巻購入者特典の収納BOXです。
こちらは「藤崎竜描き下ろし」と明記されています。

一方、第1巻の三方背ケースは「アニメ描き下ろしイラスト」と案内されています。
同じアニメの関連商品でも、原作者の新しい絵と、アニメの絵を使ったものがあるのです。

これらは2018年当時の特典案内です。
まとめ
楊戩を演じた中村悠一さんは、放送前のコメントで、アニメが原作を読むきっかけになると感じたことを話しています。
人物の心情をゆっくり考えたくなった人には、原作も読んでほしいと勧めていました。
声と動きで人物に出会い、藤崎さんの漫画を開いて、その人物をもっと知る。
アニメの出演者が原作も勧めていることを知ると、漫画とアニメを行き来する楽しみ方も見えてきます。



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