初めて『地獄先生ぬ~べ~』を読むなら、本編から『NEO』、続いて『S』へ進むと、ぬ~べ~の活躍を追いやすくなります。
原作は真倉翔さん、漫画は岡野剛さんで、いずれも同じコンビの作品です。
そのほかに、本編当時の出来事を足した『PLUS』、伝承の世界へ向かう『怪』、別の主人公を追う『霊媒師いずな』があります。
何年後の誰を読みたいかで、選ぶ作品が変わります。

まず本編、その後の童守小学校を読むなら『NEO』『S』
出発点は、教師のぬ~べ~が広や郷子たちを守る本編『地獄先生ぬ~べ~』です。
そこから十数年後を描くのが、第二シリーズの『地獄先生ぬ~べ~NEO』です。
かつての生徒だった郷子が、童守小学校の新任教師になっています。
子供として守られていた郷子が、今度は生徒を受け持つ側になります。
九州から戻ったぬ~べ~と、新しい世代の生徒たちを描くため、本編を先に読むと人物の変化も分かります。
『地獄先生ぬ~べ~S』は、シリーズの第三部です。
『NEO』と同じく、本編から十数年後の童守小学校で、ぬ~べ~が生徒を守る物語を描きます。
本編、続編の『NEO』、さらに『S』という順に読むと、新しい教室へ続く流れを追えます。
『PLUS』は、本編の広たちが小学生だった頃の追加エピソード
2025年に発表された『地獄先生ぬ~べ~PLUS』は、広、郷子、美樹たちが5年3組にいた頃を描きます。
本編当時の童守町で、まだ語られていなかった事件を加えた作品です。

『NEO』で成長後の姿を読んだ後でも、『PLUS』では昔の教室へ戻れます。
本編を読んで、おなじみの生徒たちの話をもっと読みたくなった人に向く一冊です。
『怪』では、5年3組と伝承の世界へ
同じく2025年に始まった『地獄先生ぬ~べ~怪』では、怪談の登場人物にされた生徒たちを救うため、ぬ~べ~が時を超えて向かいます。
広が耳無し芳一になり、郷子が平安時代の女官になるなど、伝承の世界を舞台にした物語です。

『PLUS』が本編当時の知られざる事件を足す作品なのに対し、『怪』は生徒たちと昔の怪談の世界へ入っていく作品です。
どちらも本編の先生と生徒を知ったうえで読むと、いつもの顔ぶれが別の事件に巻き込まれる面白さを味わえます。
『いずな』は外伝、『Ascension』はその第二部
葉月いずなを追いたい場合は、『霊媒師いずな』から『霊媒師いずな Ascension』の順です。
『ぬ~べ~』で中学生だったいずなが高校生になり、街で霊媒師として人々を助けます。
同じコンビが大人の読者へ向けて広げた怪談で、仕事や家庭の問題も扱っています。
『Ascension』は、いずなを主人公とする第二部です。
『ぬ~べ~NEO』を先に読むことよりも、まず『いずな』の第一部から人物関係を追う読み方が自然です。
発表の流れと掲載媒体を整理する
本編の後、シリーズは『いずな』『Ascension』『NEO』『S』へと広がり、2025年には『怪』と『PLUS』が始まりました。
主な掲載媒体と、それぞれの位置づけを並べると、次のようになります。
『怪』の連載開始は2025年5月2日、『PLUS』は同月14日です。
『一夜だけの復活』『特別編』は短編を補う本
番外編まで読みたい場合には、『地獄先生ぬ~べ~ 一夜だけの復活』もあります。
2006年のアニメDVD-BOXの封入特典として描かれ、後に電子書籍になった読切です。
『霊媒師いずな 特別編』は、単行本に入らなかった3話と、カラー原稿やイラストをまとめたものです。
二つの『いずな』シリーズを読んだ後に、未収録の話まで追いたい人に向きます。
まとめ
本編を読んだ後は、誰のどの時期を読みたいかで、次の作品を選べます。
郷子が先生になった童守小学校にも、広たちが生徒だった教室にも戻れることが、シリーズを読み進める楽しさです。





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