冨樫義博が描いた『ドラゴンボール』の表紙は第5巻|悟空とゴンが共演する寄稿イラスト

左は鳥山明のドラゴンボール第5巻、右は悟空の後ろにゴンを描いた冨樫義博の寄稿 冨樫義博
左:鳥山明「DRAGON BALL」第5巻。右:最強ジャンプ2024年9月特大号の冨樫義博の寄稿。©バード・スタジオ/集英社、冨樫義博/集英社。画像出典:漫キン。

冨樫義博さんが『ドラゴンボール』の表紙を描いたのは、最強ジャンプの「DRAGON BALL SUPER GALLERY」という企画です。
担当したのは第5巻で、2024年9月特大号の裏表紙に掲載されました。
赤いバイクに乗る悟空を描いた元の表紙に、『HUNTER×HUNTER』のゴンが加わっています。

この絵は、その後『DRAGON BALL 全42巻セット Double Cover Box』にも使われました。

第5巻を描き直す、最強ジャンプの記念企画

「DRAGON BALL SUPER GALLERY」は、さまざまな漫画家が『ドラゴンボール』の表紙を新たに描く企画です。
総勢42人が、それぞれ一冊ずつを担当しました。

冨樫さんの回が載った最強ジャンプ2024年9月特大号は、同年8月2日に発売されました。
当時の公式告知でも、第5巻の表紙を担当したと紹介されています。

悟空の後ろに、もう一台のバイクとゴン

鳥山明さんの第5巻の表紙は、悟空が赤いバイクにまたがり、如意棒を手にしている絵です。
緑の服を着た悟空の笑顔と、バイクの丸みのある形が目を引きます。

冨樫さんの絵も、その悟空とバイクの組み合わせを受け継いでいます。
変わったのは、少し後ろにゴンもいることです。
ゴンもバイクに乗り、二人の乗り物の下には雲のような道が続いています。

見慣れた一人の構図が、二つの作品の主人公が一緒に出かけているような絵になっています。
元の表紙を知っているほど、後ろを走る小さなゴンを見つけたときに、冨樫さんが足したものがよく分かります。

ダブルカバー版では、原作の表紙の上に重ねる

描き下ろしカバーの全42巻を四つの緑色のボックスに並べた公式商品写真
「DRAGON BALL 全42巻セット Double Cover Box」。鳥山明/集英社。出典:集英社。

2026年4月3日には、『DRAGON BALL 全42巻セット Double Cover Box』が発売されました。
最強ジャンプの企画で生まれた42人の絵を、各巻の新しいカバーとしてまとめた商品です。

鳥山さんが描いた原作のカバーの上に、参加作家のカバーをもう一枚巻く仕様になっています。
冨樫さんの担当は、このセットでも第5巻です。
通常の第5巻とは別に、記念セットの仕様として探す必要があります。

このセットには、新旧のカバーイラストを両面に配したカード42種も付属します。
一枚ずつ描き手が変わる面白さと、元の絵から何が変わったのかを見比べる楽しさが、一つの商品にまとめられています。
公式の予約受付は2025年8月に終了しています。
2026年9月21日時点での各書店の在庫は、購入先で確認してください。

まとめ

冨樫さんの第5巻は、元の表紙の悟空を大切に残しながら、ゴンとの共演を楽しめる一枚です。
表紙を描き直す企画だからこそ、どこを変え、何を加えたかに、その漫画家らしい遊びが表れます。
二人のバイクを見比べると、よく知っている表紙にも、新しい楽しみ方が生まれます。

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