『ARMS』に原案協力した七月鏡一さんは、ポケモン漫画のシナリオも手掛けています。
作品名は『ポケットモンスターB・W グッドパートナーズ』。
険持ちよさんが漫画を描き、2011年度の『小学三年生』で1年間連載されました。
少年サンデーの原作者をたどると、学年誌で子どもたちに届けた仕事にも出会えます。

シナリオは七月鏡一、漫画は険持ちよ
『グッドパートナーズ』の小学館公式紹介は、七月さんをシナリオ担当、険持さんを漫画担当として紹介しています。
単行本の表紙にも、二人の名前がそれぞれの役割とともに載っています。
主人公は、ポケモントレーナーを目指して旅を続ける少年タクローと少女マシロです。
二人がさまざまなポケモンと触れ合い、成長していく物語。
七月さんの仕事には、少年たちの異能バトルだけでなく、ポケモンとの旅もありました。
『小学三年生』の連載後、描きおろしも発表された
『グッドパートナーズ』は、2011年度の学年誌に1年間掲載された漫画です。
連載終了後の2013年には、『ポケモン・ザ・コミック』にも64ページの描きおろしが載りました。
このムックは、ポケモン漫画を集めた一冊です。

『ポケモン・ザ・コミック』には、『ポケットモンスターSPECIAL』の作品も掲載されています。
学年誌で連載された『グッドパートナーズ』の描きおろしを、ほかのポケモン漫画と一緒に読める一冊になっています。
『グッドパートナーズ』の単行本は、学年誌の連載分に、この64ページを加えた構成です。
小学館eコミックストアでは全1巻の作品として案内されています。
以前の掲載誌を探さなくても、一冊でまとまった物語を読めます。
『AREA-D』開始時に、七月本人も学年誌の仕事を振り返った
七月さんは、1992年に藤原芳秀さんと『ジーザス』の連載を始め、皆川亮二さんの『ARMS』にも原案協力した原作者です。
七月鏡一のデビューからの経歴をたどると、漫画を描く相手を変えながら仕事を重ねてきたことが分かります。

七月さんは2012年3月の少年サンデーでのメッセージでも、『グッドパートナーズ』に触れています。
前の月まで、険持さんと『小学三年生』でこの漫画を手掛けていた、と説明しました。
同じ文章で、藤原さんとの『JESUS砂塵航路』の仕事も紹介しています。
七月さんがこのメッセージを書いたのは、梁慶一さんと『AREA-D 異能領域』の連載を始めたときでした。
少年サンデーでの仕事は6年ぶりでしたが、その間にも別の媒体で原作を作っていたのです。

『AREA-D』が連載開始するまでの経緯と合わせると、学年誌のポケモン漫画から、新しい異能バトルの連載へ進んだ時期をたどれます。
まとめ
『ARMS』で七月さんの名前を知った人が作品を探すと、ポケモンと旅をする子どもたちの物語にも出会えます。
『グッドパートナーズ』は、七月さんの作品歴を、少年サンデーの外へ読み広げたいときにも手に取れる一冊です。
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