『エンジェル伝説』の白滝幾奶は、『CLAYMORE』の主人公クレアの原型です。
これは、八木教広本人が賀来ゆうじとの対談で明かしています。
学園ギャグとダークファンタジーという大きく違う作品の間に、登場人物のつながりがありました。
作者が挙げた、クレアにつながる少女
白滝は、『エンジェル伝説』で父とともに北野誠一郎を狙ってやって来る少女です。
集英社のデジタル版第4巻の紹介にも、父娘が碧空高校へ来て、小磯良子たちを巻き込む戦いになることが説明されています。
その少女について、八木は『CLAYMORE』完結後の対談で「クレアの原型となったキャラクター」と語りました。
描いた本人の言葉から、白滝がクレアの人物造形の出発点になったことが分かります。

クレアが生きるのは、人を喰う妖魔がいる世界です。
彼女は大剣を携え、妖魔と戦う戦士として登場します。
白滝のいた学校の物語から、次の作品では戦士を主人公にしたファンタジーへと舞台が変わりました。

容姿や性格のどの部分を受け継いだのかは、この対談では具体的に説明されていません。
白滝は、当初の退場予定が変わってレギュラーに残った人物でもあります。
その経緯は、白滝を残した八木のネーム作りで詳しく扱っています。

まとめ
作品のジャンルが変わっても、前作で描いた人物が次の主人公の出発点になっていました。
二作を読み比べるときには、似ている部分を作者の発言以上に決めつけず、学園の少女と妖魔を狩る戦士がどう違う役割を担うかも楽しめます。


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