『TATARA』は、田村由美さんが自ら脚本を書いた、1994年の『BASARA』のドラマCDです。
更紗の兄・タタラを佐々木望さんが演じています。
田村さんが描きたかったのは、本編では登場してすぐ亡くなるタタラが、何を考え、何を隠して生きていたのかという話でした。

早く亡くなるタタラの、内側にあった思い
2020年の田村由美と佐々木望の対談で、田村さんは『TATARA』の脚本を書いた理由を振り返っています。
『BASARA』本編では、タタラは登場してすぐに亡くなってしまう人物です。
その彼の本当の思いや、隠していたものを描きたくて、田村さんが脚本にしました。

佐々木さんは、タタラの葛藤や本当の気持ちが描かれた脚本だったと語っています。
更紗のそばでタタラがそんなことを考えていたのかと感じ入りながら演じ、自分でも手応えがあったそうです。
佐々木望に演じてほしいという願い

田村さんは、佐々木さんにいつか自作のキャラクターを演じてもらいたいと考えていました。
『TATARA』の際には、佐々木さんがタタラを演じるなら脚本を書く、というようなお願いをした気がすると回想しています。
出演を引き受けてもらえたことを、田村さんは嬉しかったと語りました。
佐々木さんは後に、アニメ『LEGEND OF BASARA』で浅葱を演じています。
『BASARA』で佐々木さんが最初に演じたのは、タタラでした。
まとめ
佐々木さんが語ったのは、更紗のそばにいたタタラの、本当の気持ちに触れて演じた経験でした。
タタラの内面を描きたいという作者の狙いに、演じた人の実感が重なっています。
その後の田村由美と佐々木望の協働では、漫画の台詞への言語協力や、朗読ライブの脚本へも仕事が広がっています。

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